【解説】転生したらスライムだった件「コリウスの夢」は面白い?原初の悪魔がアツい‼︎3期はいつ?

はじめに

「転スラ 10thプロジェクト」の1プロジェクトとして、オリジナルアニメ制作が発表されていた「転生したらスライムだった件 コリウスの夢」がついに、2023年11月1日から全3話で一挙配信が開始されましたので、その内容だったり、面白そうな小ネタをこの記事に書いていこうと思います。

この記事を通して、少しでも見てみたいと思っていただけたり、内容の参考になっていただければ幸いです。

なお、なるべく詳細な内容は控えるつもりではありますが、多少のネタバレを含んでしまう可能性がありますので、その点は予めご留意ください。

©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会

「コリウスの夢」の時系列はどのあたり?

まず、「転生したらスライムだった件 コリウスの夢」は時系列的にいつの話なの?ってことが気になりますよね。そこで、コリウスの夢の話に入る前に時系列について簡単にまとめていこうと思います。

放送や配信によって公開された順序を以下の表に記載します。

※OADや「転スラ日記」は以下の表では対象外とします。

「転スラ」シリーズ公開時期
転生したらスライムだった件 1期(全25話)2018年 秋頃
転生したらスライムだった件 2期(全26話)2021年 冬頃
劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編2022年 秋頃
転生したらスライムだった件 コリウスの夢(全3話)2023年 秋頃

「転生したらスライムだった件 コリウスの夢」の終盤にて、水晶に未来の断片的な映像のようなものが写るシーンがありました。

このシーンは劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編」のワンシーンであるため、「コリウスの夢」の時系列しては、「紅蓮の絆編」の前だと考えられます

©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会

「コリウスの夢」はアニメの1期と2期の間で、リムルが魔王になる前の話ということですね。

また、あらすじとして公開されていますが、リムルがイングラシア王国で子供たちを救って教師としての残りの日々を過ごしていた時期であるとも書いてありますので、1期の終盤の頃か1期の終わりと考えられますね。

ということで、以下に簡潔にではありますが、考えられる時系列をまとめます。

  1. 転生したらスライムだった件 1期
  2. 転生したらスライムだった件 コリウスの夢 ←(今回の話)
  3. 劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編
  4. 転生したらスライムだった件 2期

あらすじ

イングラシア王国で子供たちを救って、教師としての残り少ない日々を過ごしていたリムルですが、そんなある日、自由組合のグランドマスターであるユウキからある依頼を聞かされます。
その内容は、イングラシア王国と神聖法皇国ルベリオスに挟まれた「コリウス王国」で起こっている王位継承争いの内情を探って欲しいというものでした。

ジェフがコリウス王国に紹介をしてくれるということもあり、コリウス王国に潜入することになります。
リムルは日本で過ごしていた頃のサトルという偽名を使ってコリウス王国に潜入捜査を開始し、冒険者であるパウロも同行することになります。

©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会


ですが、事態は一国の王位継承争いに留まらず、悪魔や吸血鬼の思惑も絡み合っていて、複雑になっていくことになります。

果たしてユウキに頼まれた依頼をリムルは達成することができるのか・・?というところで物語が始まっていきます。詳しくは、ぜひアニメで見てみてください!!

ジェフとバラクの妻 シフォンの関係性は?

まず、今回コリウス王国への紹介をしてくれたジェフとは、リムルと同じ自由学園の教師で言うなれば、リムルの同僚という関係です。

そのジェフが紹介状を書いてくれた相手が、コリウス王国の貴族であるバラクの妻シフォンを通して紹介が行われました。

©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会

シフォンはリムルに対して、「姉であるウラムスを助けられたリムルならゼノビア姫の病気も癒せるのではないか?」とバラクに言い、コリウス王国のゼノビアにリムルを紹介することとなりました。

ウラムスとは、ジェフの妹で、グラトル伯爵という貴族に嫁いでおり、過去に病に侵されていましたが、リムルに助けられて回復しています。

このことから、シフォンはウラムスの妹であり、ウラムスはジェフの妹でもあるので、3人は兄妹関係にあることがわかります。

そんな関係性からのコリウス王国への紹介だったんだ、と分かると更に面白さが広がりますよね!

コリウス王国の王族について

コリウス王国の王族は、長男である王太子がサウザーで、その弟がアスラン、更にその妹がゼノビアという関係性です。

©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会

元々は3人仲の良い兄妹でした。

サウザーは元々は病弱でしたが、ゼノビアの体調が悪化するタイミングでサウザーの体調は良くなり、更に急激に強くなりました。

その様子を不気味に思ったアスランはサウザーと対立し、王位継承問題が発生していたという経緯になります。

ゼノビアは体調を崩してから目も見えなくなり、衰弱してしまいますが、目が見えなくなったことで、人の魂の形を見ることができるユニークスキル「願う者」を持っています。つまり目が見えなくても他人の本質を見抜くことができてしまうってことですね・・凄い。。

ルミナスとヴィオレが登場する

ルミナス・バレンタインとは、悠久の時を生きる吸血鬼族(ヴァンパイア)であり、太陽を克服している魔王です。

魔王ルミナスは、実は魔物と敵対している西方聖教会が信仰する「ルミナス教」の神であり、普段は表に姿を出さず、国を裏側から支配しています。

吸血鬼であるため、非常に長命でもあり、そのため原初の悪魔とも顔見知りだったりします。

そんなこともあり今回のコリウス王国で遭遇したヴィオレのことも知っていたのです。

©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会

ヴィオレとは「原初の紫(ヴィオレ)」のことで、最古にして最強の悪魔の1人です。

ヴィオレは可愛い見た目の反面、自分の配下を容赦なく消してしまったりと、残虐的な行動も取る様子が描写されています。

©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会

コリウス王国を巡る問題の中で、ルミナスとヴィオレが出会うことになり、戦闘が始まりますが、ここの戦闘シーンが今後をより楽しみにさせてくれる良さがあると思いますのでぜひアニメーションで見てみていただきたい!

氷の中の黒髪の女の子は誰?

「コリウスの夢」では序盤と終盤に、ルミナスが氷の中にいる黒髪の女の子を眺めるシーンがあります。

そこで気になるのは、この女の子誰なの?だと思います。。私も最初見た時は誰?ってふと思っちゃいました。

©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会

アニメ2期のおさらいにもなりますが、2期の中で、魔王達の宴「ワルプルギス」が開催されて、その宴にルミナスも出席します。

そこでルミナスは過去に、ヴェルドラによって吸血鬼の王国が滅ぼされたことが判明しています。

このヴェルドラとの戦いの際に命を救ってくれた恩人が勇者クロノア(クロエ)であり、ルミナスにとって勇者クロノア(クロエ)は友であり大切な人となっています。

「コリウスの夢」で描写されたこの氷の中にいる黒髪の女の子は勇者クロノア(クロエ)であると考えられます。

魔王達の宴「ワルプルギス」に参加している間に、勇者クロエの眠る氷の棺が盗まれてしまい、その後にルミナスは究極能力「色欲之王」を習得しているのもあり、時系列的にも「コリウスの夢」のこの描写も納得できるものと思います。

初登場の「原初の悪魔」解禁!?

「コリウスの夢」の終盤に、ヴィオレが登場したこともあり、他の原初の悪魔がヴィオレに対する意見を話すシーンが描写されます。

そこで登場したのが原初の悪魔の2人。

「原初の白」であるブラン(声優:内山夕実)

©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会

続いて、「原初の黄」であるジョーヌ(声優:長谷川育美)

©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会

単純にアニメーションで原初の悪魔が公開されたことが嬉しくてテンションが上がったのもありますが、それ以上に。。。

新たに声優をあてて登場させていることから、この2人が登場するような場面までアニメの続編をやってくれることがおおよそ確定しているようなものじゃないですか・・・!!と心を躍らせてしまいました(笑)

3期はあるのか?

結論から言うと、転スラ3期はすでに制作発表されており放送待ちの状態となっています。

また、その放送予定は2024年春頃に日本テレビ系で放送されることが決定しています。

リムルと対峙するヒナタの姿が描かれており、3期の放送も凄く楽しみで待ち遠しい・・・!

©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会

最後に

「コリウスの夢」は全3話と短編ではありましたが、こうやって続編をやってくれること自体嬉しいですよね。

色々な内容が散りばめられていて面白かったですし、今後も楽しみだなと思いました。

最後になりますが、改めて。この「コリウスの夢」が公開された同時期に放送されている2023年秋アニメの配信情報について以下にまとめている記事がありますので、併せてお読みいただけましたら幸いです

他の作品が気になっていたり、他の作品との出会いの一助になれたら嬉しく思います。

以上、簡単にではありましたが、転生したらスライムだった件「コリウスの夢」の紹介でした。

これからも転スラシリーズを応援していきたいと思います!

最後までお読みいただきありがとうございました。