アニメ『ひきこまり吸血姫の悶々』は面白い?序盤あらすじ感想戦!

2023年11月5日

はじめに

『ひきこまり吸血姫の悶々』はGA文庫で刊行されているライトノベルが原作となっており、GA文庫大賞優秀賞を受賞している人気作品です。

今回はこの『ひきこまり吸血姫の悶々』がアニメ化され、2023年10月より放送が開始されましたので、序盤のあらすじだったり、魅力だったりを本記事にて書いていこう思います。

最後までお読みいただけましたら幸いです。よろしくお願いします。

©小林湖底・SBクリエイティブ/ひきこまり製作委員会

序盤の主な登場人物

テラコマリ・ガンデスブラッド

声優:楠木ともり

名門貴族ガンデスブラッド家の令嬢で3年間ひきこもりライフをエンジョイしていましたが、急遽七紅天に任命されてしまった主人公。血が飲めないため「魔法が使えない」「運動が苦手」「背が伸びない」という三重苦を抱えている。

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ヴィルヘイズ

声優:鈴代紗弓

七紅天になったコマリにつけられた専属メイドで、コマリが好きがスキンシップ多めのセクハラが特徴。

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カレン・エルヴェシアス

声優:日笠陽子

ムルナイト帝国の皇帝で、ひきこもりだったコマリを七紅天に任命した。

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カオステル・コント

声優:花江 夏樹

コマリが率いる第七部隊の幹部で空間魔法の使い手。

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ベリウス・イッヌ・ケルベロ

声優:水中 雅章

コマリが率いる第七部隊の幹部で武器を使った破壊的な戦闘力の持ち主。

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メラコンシー

声優:畠中 祐

コマリが率いる第七部隊の幹部でラップを使った口調に特徴があり爆破系を得意とする。

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ミリセント・ブルーナイト

声優:雨宮 天

テロリスト「逆さ月」の一員でコマリに対して異常な憎悪の持ち主。

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サクナ・メモワール

声優:石見舞菜香

ムルナイト帝国七紅天大将軍の1人で、大人しい性格ですがたまたま前の七紅天を倒してしまったため、七紅天に任命された少女です。

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内容と魅力

ムルナイト帝国の名家に生まれた主人公の吸血鬼少女、コマリことテラコマリ・ガンデスブラッド。吸血鬼なのに血が苦手であることから「魔法が使えない」「運動が苦手」「背が伸びない」という三重苦を抱えており、学校でのいじめが原因で3年前から引きこもり生活を送っていました。

ある日、親バカである父親が娘の社会復帰のためにと皇帝に頼み込むことで帝国軍の将軍・七紅天に就任することになります。

七紅天は本来、帝国の猛者しかなれないため、魔法も使えず非力なコマリは自身が弱いことがバレないようにハッタリを武器に軍を治めることになり物語は始まります。

※以降、序盤の1話/2話のネタバレを含んでしまう内容となってしまうのでその点ご了承ください。

コマリが七紅天に就任する

3年間ひきこもり生活を送っていたコマリですが、ムルナイト国章が突如お腹に刻まれており、専属メイドであるヴィルヘイズがコマリの元に派遣され、七紅天に就任することになりました。親バカである父親が皇帝に頼み込んだことで皇帝が七紅天に任命したのでした。

父親にそろそろ働いたらどうだ?と数日前に聞かれた際にコマリは「皇帝になれるなら働いてもいいけど〜」って答えていたため、父親は皇帝に頼み込んで面白いと思った皇帝は七紅天にコマリを任命することにしたのでした。

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第七部隊の将軍に任命されたコマリ

コマリは七紅天の第七部隊の将軍に任命され、3ヶ月に1回他国と戦闘を行い勝つことが求められると皇帝より説明を受けました。コマリが弱いことを知っていた皇帝は、血の気が多い軍の部下から下剋上されたりしないように弱いことを隠しながら将軍を務めることを提案され、死にたくないコマリはそうすることにします。

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第七部隊との最初のあいさつ

第七部隊との顔合わせの際に部下に舐められないように、「幼少の頃に小指1本で吸血鬼を100人倒した」「コマリが本気を出せば5秒でここにいる全員を倒せる」とヴィルとコマリはハッタリをかまします。

そしてコマリが気合いの入った挨拶をしかけたところ(大事なところ)で言葉を噛んでしまいます。ヴィルはすかさず「緊張してコマリ様は噛んでしまいました。どうです?可愛いでしょ?」と追い討ちをかけます。

噛んで恥ずかしがるコマリも可愛いですが、ヴィルとコマリのこのやりとりも笑えて面白い(笑)

戦闘では死なない

この『ひきこまり吸血姫の悶々』にある6つの国では、それぞれ1つずつ無限に魔力を生み出す特級神具「魔核」を所有しており、その「魔核」が影響を及ぼせる範囲であればどんな傷でも治せてしまいます。その6つの国々の丁度中心くらいにある戦闘領域で戦闘が行われるようになっているため、死んでも生き返るため戦闘なのにエンタメと言われています。

翌朝のヴィル

朝起きたコマリは隣にヴィルが寝ていることに気づき驚きます。ですが、それ以上に、ヴィルの姿に驚いてしまいます。なんとヴィルは服を着ずに隣で寝ていたのです。

コマリの反応も可愛いのですが、ヴィルの最初のサービスシーンとなり、アニメーションでこれが見れるのは視聴者としては嬉しい限りだと思います(笑)

ぜひアニメで見てみてください!

いちごミルクの方程式

他の国に対して大分煽った虚偽を含む全国報道されたコマリは、世界中から命を狙われる存在になってしまいました。安心できないコマリは仕事したくないと休もうとします。

ヴィルはそこで考えがありますと、「いちごミルクの方程式。いちごミルクのような恋をしてみたいと思った。甘くてまろやかでピリリと舌をいじめる刺激は少しもなくて。どこまでも温かく穏やかに陽だまりのような恋の・・・・」と朗読を始め、コマリは止めようとします。ヴィルはゴミ箱を漁り、コマリが過去に書いた黒歴史の物語を手に入れていたのです。

ヴィルは仕事をしないならこれを帝国に撒き散らそうかなと言い、コマリは「なんでもするから・・」と結局将軍としての務めを継続することになります。

コマリが可愛いのもそうですが、個人的には「いちごミルクの方程式」の続きが物凄く気になりました(笑)

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ミリセント・ブルーナイトの初登場

宮殿の目の前で、第七部隊の幹部2人がミリセント・ブルーナイトがいるところを見つけ、戦闘になります。2人を相手にしているにも関わらず、ミリセント・ブルーナイトは翻弄します。この戦闘からミリセント・ブルーナイトは相当強いことが示唆されました

コマリが決闘!?

第七部隊の幹部であり火災魔法を操るヨハンに、コマリは最初の挨拶の時から目をつけられており、ヨハンは何かと対抗心を燃やしていました。ヨハンはコマリに対して決闘を申し込み下剋上を狙います。

コマリは戦闘は弱いので、どうしよう・・・となりますが、ヴィルがヨハンの食事に毒を盛ったり、魔法を使うフリをして落とし穴に落としたりしてヨハンを追い詰めます。ですが、ヨハンも倒れず、コマリに火の魔法を使い、間一髪で当たりかけます。

コマリの目の前までヨハンが追い詰めたところでヴィルが仕掛けていた地雷でヨハンが爆発してコマリは勝利することになります。

この際、「ごめんね」と言いながらヨハンを踏んで勝利宣言するところは、コマリの優しさも見れていいシーンだなと思いました。

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ヴィルとコマリのお風呂

下剋上の危機を乗り越えたコマリとヴィルですが、一緒にお風呂に入ることになります。ヴィルがコマリのために頑張って落とし穴を夜通し掘っていたり頑張っていたことをコマリは知り、友情が深まるシーンがグッときます。

コマリがなぜ自分に執着するのか?とヴィルに聞いた際、ヴィルは「罪を犯したのです・・」とふと漏らしますが、コマリは他のことと勘違いして話が流れます。このヴィルの話は何か過去にコマリと何かあったのか?と思わされました。今後明らかになるのでしょうか。。気になる。

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ミリセント・ブルーナイトがコマリと接触

コマリの祝勝会?と称したパーティが開かれ、多くの人が集まっていたパーティ会場ですが、なんとミリセント・ブルーナイトが潜入しており、コマリに接触してきました。

下剋上を狙っていて負けたヨハンが手を貸してミリセントが潜入できたのだと思いますが、ミリセントはコマリの命を狙っているため、コマリがどうなってしまうのか心配・・・。

というところで2話が終了します。3話以降も気になる・・・・。

ミリセントはどうやらコマリの3年前ひきこもりになってしまった出来事と関わってそうな雰囲気があるので、その点も続きで明らかになっていくのだと思いますが、我らのコマリちゃん乗り越えてくれと願うばかり・・!

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評価

とにかくコマリが可愛い

もう何と言ってもこの作品の魅力はコマリが可愛い所だと思います。照れるところもハッタリをいうところも可愛いし、作中でコマリコールが沸き起こるのも納得の可愛さです。

声優も楠木ともりさんで、コマリの幼くて元気なキャラ感にマッチしてて凄くいいと思いました。

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オープニング曲がいい

オープニング曲は、fripSideさんの「Red Liberation」で、リズムやテンポが良くてスゴイいい感じなんです。10月中のテレビだとCMとかでも結構流れてて、聞いたことあるって方も多いんじゃないでしょうか?

アニメのOP映像もカッコよくて作画も綺麗なのでOPにも注目して見てもらえると更にアニメを楽しめるかもしれません!

他にも登場するキャラが可愛い

七紅天の将軍の1人であるサクナだったり、他の国の将軍が次々と登場してくると思いますが、このキャラたちが可愛くて魅力があるので、登場する回が楽しみです。特に個人的にはサクナが見た目好きで、尚且つ石見さんが声優なので期待が高まってて楽しみにしています!

ヴィルとコマリのハッタリや絡みが面白い

所々というか殆ど毎回、笑えるようなハッタリだったりシーンだったり、ギャグが散りばめられているので楽しく笑って見れる作品なのも特徴だと思います。笑える作品が好きな人にはおすすめなので、ぜひアニメで見てみてほしいです!

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2023年秋に放送されている他のアニメについて

同時期に放送されている他の秋アニメ作品について、アニメが配信される日にちだったり、どのサービスなら見放題か?など以下の記事でまとめていますので、合わせて読んでいただけたら嬉しいです。

他のアニメはどういうのが放送されているのかな?って気になっていた方や、知らなかっただけで面白そうなアニメに気付けたり。そういったアニメとの出会いになれたら幸いです。

最後に

『ひきこまり吸血姫の悶々』は登場するキャラが可愛くて面白く大変おすすめできる作品だと思います。

おもしろおかしく見れて、尚且つストーリーとしても見応えのあるものだと思いますので、見たことが無い方はぜひアニメで見てみてください。

見たことがある方は今後もコマリコールを叫びながら、コマリを応援して作品を楽しみましょう!!

少しでもこの作品の魅力が伝わっていれば幸いに思います。

以上、簡単にではありましたが、『ひきこまり吸血姫の悶々』の序盤に対する感想と魅力の紹介でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。