【あらすじ・ネタバレ】アニメ『継母の連れ子が元カノだった』の魅力を徹底解説!評価は!?
はじめに
『継母の連れ子が元カノだった』は、紙城境介によって書かれたライトノベルが原作のアニメです。2017年8月よりKADOKAWAの小説投稿サイト『カクヨム』にて連載が開始し、2018年12月から角川スニーカー文庫により書籍化されました。公式略称は『連れカノ』で呼ばれています。書籍との違いまでは私は把握できていないのですが、小説投稿サイト『カクヨム』では、スマホ向けのアプリ版で無料で『継母の連れ子が元カノだった』を読むことが出来ましたので、気になった方はインストールして読んでみるのもオススメです!
アニメは2022年7月6日より全12話が放送されました。アプリ配信は放送当時はAbemaにて独占されていたため、あまり認知度が上がらず作品を知らなかった・・といった方もいらっしゃるかもしれませんが、2023年3月現在では各動画配信サービスにて配信されるようになっています!青春ラブコメでありながらも、親の再婚から物語が始まるちょっと変わった作品ですが大変面白いので、ぜひ見てみてほしい作品の一つです!この記事にて面白そうと思っていただけるよう記載していきますので、最後までお読みいただけましたら幸いです。
あらすじ
【あらすじ】
ある中学校である男女が恋人となり、イチャイチャして、些細なことですれ違い、
ときめくことより苛立つことのほうが多くなって……
卒業を機に別れた。そして高校入学を目前に二人は――
伊理戸水斗と綾井結女は、思いがけない形で再会する。
「僕が兄に決まってるだろ」
「私が姉に決まってるでしょ?」
親の再婚相手の連れ子が、別れたばかりの元恋人だった!?
両親に気を遣った元カップルは、『異性と意識したら負け』という“きょうだいルール”を取り決めるが――
お風呂上がりの遭遇に、二人っきりの登下校……
あの頃の思い出と一つ屋根の下という状況から、どうしてもお互いを意識してしまい!?
公式HP
あらすじにもありますが、中学2年から卒業までの間、水戸と結女は付き合っていましたが、ある理由をキッカケにしてお互いの心の距離は遠くなっていってしまいます。そして卒業式の後、お互いに別れることに合意し別れることになりました。しかし、親の再婚により、まさかの連れ子同士が元カノ・元カレで水戸と結女は別れて間もない頃合いにも関わらず再開することに。
そこから物語はスタートし、別れたにも関わらず急に水戸と結女は一つ屋根の下で過ごしていくことになります。思春期真っ盛りの高校生同士が、お互いに不本意な理由で別れてしまった後悔、急に始まる同じ家での生活で二人はどうなっていくのか!?
主要な登場人物(キャラ)
伊理戸 水斗
CV:下野 紘
結女の元カレで、中学卒業時に結女と別れるが、その直後に水斗の父親と結女の母親が再婚したことによって、別れた結女と義理のきょうだいになった。人と距離を置きがちで基本的に一人で行動するタイプ。大抵のことは要領よくでき頭も良い。あまり本気を出すようなタイプではなく、本が好きでいつも本を読んでいる。
伊理戸 結女 (綾井 結女)
CV:日高 里菜
水斗の元カノで、中学卒業時に結女と別れるが、その直後に水斗の父親と結女の母親が再婚したことによって、別れた水戸と義理のきょうだいになった。中学時代は本だけが友達という地味で人見知りな少女でしたが、水戸との付き合いを通して少しずつ友達ができるようになっていった。高校入学時には、学年トップの成績で合格して美少女優等生として高校デビューに成功しました。旧姓は綾井で、再婚により伊理戸に苗字が変わりました。
南 暁月
CV:長谷川 育美
水斗と結女のクラスメイトで明るく快活な少女です。運動神経がいい。
同じくクラスメイトの川波とは幼馴染で家が隣同士の関係。
川波 小暮
CV:岡本 信彦
水斗と結女のクラスメイトでノリがよく、あらゆる集団に馴染むことができるコミュニケーション力を持っている。同じくクラスメイトの暁月とは幼馴染で家が隣同士の関係。
東頭 いさな
CV:富田 美憂
コミュニケーションが苦手で基本ぼっちなライトノベルオタクな少女です。ラノベ読みという共通点から水斗と意気投合し、放課後を一緒に図書館で過ごすようになっていきます。基本的に自信が無い感じだが、自分の胸にだけはやたらと自信を持っています。
魅力と感想
以降、ネタバレを含んだ内容となってしまうことをご了承ください。
「義理のきょうだいらしからぬ言動をしたほうが弟妹」というルール
急遽家族となった水戸と結女ですが、どちらが「兄」か?「姉」か?で意見が割れてしまい決めあぐねていた際、中学時代に付き合っていた関係であることが親に知られないようにという目的も含めて「義理のきょうだいらしからぬ言動をしたほうが弟妹」というルールを決めました。
これは、お互いに付き合っていた頃のような言動をしてしまった場合に、一つ相手の言うことを聞き、その際は「弟」「妹」となるというルールです。
お互い家族としての生活が多少引き締まったものになりましたが、このルールのおかげで罰ゲーム的なシーンだったり、水戸と結女のやりとりを見ることができるのは魅力の一つだと思います。
お風呂あがりシーン
家族としての生活が始まってすぐのころ、自分(結女)ばかりが動揺してしまって、水戸がいつもあまり動揺しない姿をどうにかしてやろうと画策します。
そして画策したその勢いのまま水戸の前にバスタオル一枚の姿で近寄ります!!
これには流石の水戸も動揺し、結女は調子に乗るが、自分がものすごく恥ずかしいことをしていることに少ししてから気づく・・・。
結女は恥ずかしくなってしまい、慌てて逃げ出そうとするがコケてしまい、そのまま水戸が覆い被さってしまうような体勢に・・・!これはアニメの序盤から最高のサービスシーンになったのではないでしょうか!?
気になった方は以降に記載する内容もお読みいただいた後、ぜひアニメーションで見てみてください!
結女の体力測定
高校デビューを果たした結女でしたが、ある日体力測定がありました。結女は運動が苦手だったため、事前にトレーニングを重ねて優等生としてのイメージを崩さないように努めていきました。
体力測定の当日、なんとかそれなりに良い結果を出した結女でしたが、連日のトレーニングの疲労で種目の途中で倒れてしまいます・・・。
そうなることをある程度予想していた水戸は倒れる寸前で結女を受け止める!!
知らないフリをしているような水戸ですが、やっぱり結女のことはしっかり見ててよく分かっているんだなぁ、と思わされるシーンです。後日、結女は熱を出してしまい寝込んでしまいますが、そこでも看病などで水戸の優しさと、結女が甘えるシーンなど見どころが詰まっています!
隠しきれない水戸への想い(ブラコン)
高校に入学してすぐの頃、優等生美少女としてクラスの男子たちが結女とお近づきになろうと、水戸に邪なきもちで近づいていた。もちろんそれには水戸は気づいていたのでスルーするつもりでいましたが、結女は水戸を利用しようとされていることが気に入らず、ある作戦に出ます・・!
それは水戸が大好きな姉、ブラコン発言をしたのです。せっかく作り上げた優等生イメージを壊しかねないこの行動の裏には、好きな人、家族をバカにされるようなことは嫌だ!とは言いつつも、やはり水戸への想いが溢れているからだと思います。
そして、水戸が普段は髪型をセットしないのですが、髪型をセットした途端、カッコイイって結女がメロメロなのが溢れ出ちゃう感じとかも最高です!
ある日、結女の部屋にゴ●ブリが出た時には、水戸が殺虫剤を撒いたものの、部屋にいるかもしれないという恐怖から、水戸の部屋で寝ることに・・・・!なんだかんだ歪み合ったりしつつも、お互いに気を許してる部分もあるんだなぁ、って分かるようなシーンでいい感じです!
水着シーン!
親が再婚してから初めての夏。実家への帰省が近づいてきたため、実家付近で川遊びをする予定とのことで結女は新しい水着を買う必要が出てきました。母親と父親の二人から水戸と買いに行くよう勧められたため、結女は家族関係に亀裂を入れるわけにもいかず、水戸と一緒に買い物に出ます。
結女もずっと本ばかり読んできた生活の反動か、水着を選ぶといったことに慣れてなく、どんな水着が良いのか分からなかったため、試着後に水戸に感想を求めます。
そこで結女の水着姿がお披露目になります!!
水着の試着の際には、水戸に感想を求めますが、水戸は「水着を着た結女」への感想だと勘違いし、流石にスタイル的な部分での感想を言うわけにもいかず、「家族想いなところ」と普通に好きなところを答えてしまいますww
これには結女も照れてしまい、「水着」の感想だよ!似合ってるとか!色とか!!って動揺する感じは面白いし可愛いので、ぜひアニメでも見てみてほしいところ!
また、実家に帰省した際の川遊びシーンでも水着姿を見ることができます!
中学時代の頃の想いに。
中学時代に付き合っていた水戸と結女ですが、別れてしまった理由は些細なことで、これまで友達がいなかった結女に友達が出来たことによって生まれました。友達といる時間が増えたり、友達と週末に出かける予定を入れたりしたことで水戸と過ごす時間が減ってしまいました。また、友達ができた喜びのあまり友達との話ばかりを水戸といる時間にも話すようになり、中学生だった頃の水戸は嫉妬からなのか段々と苛立ちが込み上げ、「友達の話に興味ない!」と突き放してしまう。次の日、結女は謝ろうとするが、たまたま水戸は図書館で他の女子と話しているところを結女が見かけてしまい浮気だと勘違いし、水戸を突き放してしまいます。そんなすれ違いから卒業までの間疎遠になり、別れることとなりました。
そんな過去がありつつも、現在では義理の兄妹、家族として過ごしてきたわけですが、実家に帰省した際、水斗から初恋の人は「よく笑う人だった」と聞いた結女は、その相手がはとこにあたる円香だと勘違いしてしまいます。結女は自分の初恋は水戸だったのに・・・といった思いが込み上げてしまい不安定になってしまいます。
実家の一室で結女は付き合っていた当時の頃に戻ったように想いをぶっちゃけて、水戸に受け止めてもらいます。
不安定になっていた気持ちが和らいだ結女は、水戸のジョークで笑い、そこで水戸が「ほら、初恋はよく笑う人って言っただろ」と結女に言います。結女は自分が勘違いしていたことに気づくと共に、水戸の初恋も自分に対してだったんだ!と照れてしまいます。物凄く甘々なストーリーでニヤけてしまうこと間違いなしですw
夏祭りでついに・・!
実家に帰省して何日か後、地域の夏祭りに行くことになります。そこでは、円香のからかい(サポート)もありつつ、兄妹として手を繋いで歩いて行動します。(あくまで兄弟として・・・!!!(?))
射的をする際にも、円香のサポートもあり、結女は姉として水戸の射的をフォローするつもりで支えますが、足がもたず、抱きつくような姿勢になってしまったり・・・!(段々と大胆になってる・・)
そして、花火が始まる時間。水戸は親戚の周りから姿を消していました。水戸は毎年(?)、花火の時間は一人で神社に行って一人で過ごしていました。付き合っていた頃の夏休みに夜の変な時間に珍しく水戸から電話がかかってきて、変なタイミングで電話を切られたのは、花火のタイミングに一人で過ごしていたからなのか・・と結女は点と点が繋がったかのように理解することになります。そして、結女はどこにいるかも分からない水戸を探し、ついに神社にいる水戸を見つけ出します。
色々と二人で話し込み、花火が上がったことで、中学時代に付き合っていた頃にも果たせなかった「一緒に花火を見る」を達成することができました。そんな折、別れて再開して以降ずっとお互いに一線は超えてこなかったが、ついに結女が水戸にキスして宣戦布告します!!
そのキスが意味することは、水戸がいまだに当時の「綾井 結女」に独占されている気持ちを「伊理戸 結女」として奪いにいきます!!だと思います。これからは更にアツく甘い展開が期待できるのでしょうか・・!!
まとめ
いかがだったでしょうか!『連れカノ』はラブコメでありながらも親の再婚だったり、元カノ・元カレだった関係だったりで色々と見どころを多く含んだ作品だと思います。お読みいただいた方に少しでも面白そう!可愛い!改めて見直したくなった!と思ってもらえてたら嬉しいです。この記事では触れられていないストーリーだったり、面白い要素がたくさんありますので、ぜひアニメーションで見ていただきたい!!
また、動画配信サービスを利用して『継母の連れ子が元カノだった』や他のアニメを観たい!って方がいらっしゃいましたら以下の記事から簡単に登録できますし、トライアルをうまく利用すれば無料で見るといったこともできますのでこの機会にぜひご活用いただけましたら幸いです!
アニメの続編については、2023年3月現在では制作発表はありませんが、小説サイトの「カクヨム」で小説を読めばアニメの先の物語を知ることができますし、現在連載されているマンガが進むことによって、絵としても続編を見ることができますのでアニメ続編については気ままに待ちましょう!!
マンガについては以下の記事にて普通に買うよりも格段に安く読めるアプリを記載しており、そのまま登録もできますので、こちらもぜひ上手くご活用いただけましたらと思います。
とりあえずは続編制作発表までぜひとも皆さん、動画配信サービスで「連れカノ」を観る!マンガだったり小説を読む!グッズを買う!など何でもいいので「連れカノ」を応援していただけますと幸いです!!!よろしくお願いします!
また、「連れカノ」と同時期に放送されていたアニメ作品についても以下の記事にて紹介しております。併せてお読みいだだけましたら幸いです。
以上、「連れカノ」をよろしくお願いします!最後までお読みいただきありがとうございました!!